大人も子供も楽しく学ぶ

防災イベント特集


大人も子供も楽しく学ぶ

防災イベント特集

災害の多い国日本

日本列島は環太平洋火山帯上にある地質的特徴を持ち、かつ火山性の地形を保有していることから、世界の中でも地震大国として知られます。
さらに周囲が海に囲まれた島国のため、地震を起因とする津波リスクも高く、平地が少ないことから一部地域に人口が密集しており、一度大規模な災害が起きると、壊滅的な被害をもたらします。
マグニチュード7前後の地震は2011年東日本大震災、 2016年熊本地震、2018年胆振地方中東部地震、2022年福島県沖地震、2024年能登半島地震と、近年だけ見ても、これだけ起こっています。
政府の地震調査委員会が公表している予測地図では巨大地震が想定されている「千島海溝」や「南海トラフ」沿いの太平洋側、「首都直下地震」が想定されている関東などで確率が高くなっています。
大規模災害は必ず起こるものとして、常に備えること、シュミレーションを通して訓練することが、民間人にできる唯一の対策です。本ワークショップを通して、楽しく遊びながら、災害に備える準備をしませんか?

いざ大規模災害が起きたとき、行政や消防、警察、自衛隊、医療機関などによる「公助」に頼りがちですが、これらの機能にも処理できる限界があります。命を繋ぐためには、自ら備える「自助」、地域やコミュニティといった周囲の人たちが協力し助け合う「共助」、この二つも合わせて考える必要があります。実際、阪神淡路大震災の時のこれら割合は、自助70%、共助20%、公助10%と言われており、「自助」「共助」の意識を高めことが、被害を最小限に抑えることにつながります。本提案では、「自助」「共助」について、遊びを通して学べるレクリエーションを紹介します。

 
 

「自助」を学べるレクリエーション

「自助」とは自分を守るために震災に備えることです。具体例としては生活必需品の備蓄をはじめに、自宅での家屋倒壊対策やいざ起きた時の火災を含む初期対応、自宅の属する避難所への経路確認や避難する際の注意点などが挙げられます。 「自助」では他者とのコミュニケーションよりも家庭等の個別グループを重視します。「自助」に必要な知識を、大きなカテゴリーに分け、カテゴリーごとにレクリエーションを提案します。


備蓄資材の知識

備蓄資材探索ゲーム

会場内に隠された「備蓄カードシール」を時間内に集めて、「防災リュックブック」の完成を目指そう!

備蓄資材シュミレーション

事前に用意した備蓄資材で7日間生き残れるか?!シュミレーションゲームを通して実際に避難生活を体験してみよう。

備蓄資材足りるかな?

備蓄資材シールを使って7日間の物資の必要数を考えてみよう。

避難経路の確認

避難経路マイマップを作ろう!

1家族1グループで家から最寄りの避難所までのマイマップを作ろう。

避難所まで辿り着ける?

路上型アトラクション。指定の場所から避難所へ辿り着こう!危険箇所を避け、キーワードを見つけながら避難所を目指そう。

危ない場所を治そう!

イラスト上の危ない箇所を、シールを貼ってなおしてみよう。

地震初期の対応

シチュエーションゲームで考えよう!

災害はいつ降り掛かるかわかりません。スタッフが読み上げるシチュエーションを聞き、どこに逃げるのが安全か考えよう!

煙迷路から脱出しよう!

※室内のみ※会場内の煙立ち込める迷路から脱出しよう!

防災クイズ!危ないのはどっち?

グループを作り、3択の防災クイズを出題。サバイバル形式で、間違えたら即退場!全問正解して命を繋ごう。

初期消火対応

みんなでバケツリレー!

参加者を2チームに分け、水源の発見からバケツの配布、整列から組立てます。自分のチームの大きいバケツが満杯になる速度を競います。

水消火器で的当てゲーム

水消火器を使って的を倒そう!

みんなを救え!大声選手権

初期消火は周囲に危険を知らせることもとても大事。有事の際に戸惑いなく大声を出せるか!大声ヒーローを決めよう!

 
 

「共助」を学べるレクリエーション

「共助」とは、相互に支援しあうことです。まず「自助」を確保した上で、倒壊家屋からの救助や避難所の開設など、他者とコミュニケーションを深めながらコミュニティを形成します。基本的に知らない人と助け合う、グループ体制で実施を行います。


倒壊家屋からの救助

タイムアタック!てこの原理で助けよう

倒れた友達(人形を使用)がタンスの下敷きに…。てこの原理を覚え使って、倒れた友達を救うタイムアタックゲーム。

友達を救え!障害物リレー

倒れた友達(人形を使用)を病院まで搬送しよう!
応急手当て(心臓マッサージ・止血)、物干し竿と毛布、服などから簡易担架を作成。または二人組となってヒューマンチェーンを組み搬送。一人の場合、リュックを使った搬送も可能です。

避難所運営体験

避難所トラブルお助け隊

班に分かれて避難所運営を体験しよう!過去の震災で起きたトラブルを題材に、みんなで話し合って解決策を導こう。

物資クラフト納品競争

避難所では足りない物資が様々にあります!限られた資材の中で、代わりになるものを作って納品しよう。

就寝体験

段ボールベットを体験しよう

段ボールベットを組み立て、実際に就寝してみよう。快適に過ごすため、どのような工夫ができるか話し合おう。

避難所を体験しよう

実際の避難所を想定して体育館に泊まってみよう。慣れない場所での集団生活、物音や早い消灯など、体験して震災に備えよう。

炊き出し+非常食体験

備蓄資材探索ゲーム

会場内に隠された「備蓄カードシール」を時間内に集めて、「防災リュックブック」の完成を目指そう!

備蓄資材シュミレーション

事前に用意した備蓄資材で7日間生き残れるか?!シュミレーションゲームを通して実際に避難生活を体験してみよう。

備蓄資材足りるかな?

備蓄資材シールを使って7日間の物資の必要数を考えてみよう。

 
 

「サバイバルスキル」を学べるレクリエーション

「共助」「自助」に役立つサバイバルスキルのワークショップです。少しの工夫と知識を得て、より衛生的・快適な避難所生活を送るためのレクリエーションです。


野外避難

テントを張ってみよう!

野外避難が必要な場合、テントがあれば難を凌げます。テントを実際に張ってみよう。合わせてテントがない場合に雨風を凌ぐため、もしもの場合のビバーグ術を学ぼう。

暗闇からの脱出!暗闇を体験しよう。

人間がいかに視覚情報に頼っているのかを実感し、事前の備蓄の重要性を学びましょう。目隠しを行い、視覚情報・聴覚情報のみでゴールを目指します。

体温を保持するためには?

人間が生存する上で体温の保持は欠かせません。有事の際にどう暖をとるかをみんなで考えよう。

トイレを作ろう

大規模災害の場合、断水・停電の復旧にはかなりの日時がかかります。その中で一番問題になるのが排泄物の取り扱い方。
杜撰な取り扱いでは衛生環境はもとより、人体への悪影響が甚大です。適切な処理の仕方、避難所でのトイレの管理の仕方を学ぼう。

ロープワーク講習

生活で使えるロープワーク講習

避難生活や、実生活で使えるロープワーク講習!講習のあとはロープワークを使った障害物競争で成果をみせよう。

救助に使えるロープワーク講習

怪我をした時、人命救助のために人を運ばないといけない時、危機に瀕した際に使えるロープワークを学ぼう。

飲み水の作り方

簡易浄水器を作ってみよう

泥水から簡易浄水器を作ってみよう。濾過した水も微生物などに汚染され、飲むことができません。飲み水の確保がいかに難しいか、事前の準備がいかに大切かを学びましょう。

蒸留装置を作ってみよう

海水から飲み水を得るために、蒸留装置を作って水を作飲んでみよう。

運搬の講習

長距離歩行と荷物運搬を学ぶ

断水や道路の通行止めなどで、人力で重い荷物や人間を運搬する状況に置かれた時に役立つスキルを紹介します。

一輪車障害物競争

一輪車を操作して、上手に障害物を切り抜けよう!タイムアタックレース。